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12 木造の断熱工法−2
一覧へ戻る 断熱工法をさぐる−2(2007年4月)
木造の断熱工法として、これまでに充填断熱工法から外張り断熱工法へと試行してきました。充填断熱では断熱材はグラスウールを使いました。外張り断熱ではネオマフォームを用いています。ネオマフォームは高性能フェノールフォームで熱貫流率がグラスウールの3分の1近く、明らかに断熱性能を上げることができました。
いずれの場合も、それまで住んでいた家にくらべて住み心地が良いと言っていただけたのですが、断熱工法を必須として始めた時からペアガラスのサッシは標準仕様としてきているので、開口部の性能アップによるところが大きいと思われます。
しかしここで断熱材の内側の仕上材の熱容量こそ住宅の住み心地を左右する要素ではないかと考えるようになりました。コンクリート構造の住宅では外断熱を続けてきましたが、この場合の室内気候に対する劇的な効果は、熱貫流率の数字のみでは説明できません。コンクリートの大きな熱容量が効いているのです。
木造の住宅ではいつも外壁の内部側にはプラスターボードを二重に貼ってきたのですが(PB12.5+9.5、あるいはPB15+12.5など)、熱的にはあまり意識せずに遮音性能から考えて採用していたのでした。このことが結果的に室内の音響環境だけでなく熱環境にもかなり良い影響を与えていたものと思われます。
そこで現在進行中の木造住宅のプロジェクトでは、断熱材にセルローズファイバーを充填断熱材として用い、内側のプラスターボード二重貼りと併せて断熱とともに熱容量も大きくすることを計画しています。外部側については外張り断熱より経済的にできると考えます。
もう一つ断熱工法では充填、外張りいずれでも内壁仕上の外部側に防湿ビニールシートを貼りめぐらして気密性を確保していたのですが、この防湿膜は不要ではないかという説もあり、未だ研究中です。
  

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